コラム


冬の星空

 寒の戻りとでもいうんでしょうか?先週は大きな寒波がやってきました。さすが2月という感じですね(笑)例年は雪が降らない地域でも今年は降ったりして・・雪が見える冬なのかもしれません。

 さて、冬といえば・・一番といっていいほど星がきれいに見える時期だということをお気づきの方はいますか?夜、家路へと急ぐ中、寒いのをこらえながら・・ふと夜空を眺めると見える星・・輝いてますね。
 何故にこんなにきれいに見えるのか?それは、明るい星が多いというのもありますが、なんといっても湿気が少ない分澄んだ空気の状態の空を眺めることができるから・・といえるでしょうね。
今日はそんな星座のお話を少々。

 星は夜空に無造作にばらまかれたようになっています。 そこで「明るく目立つ星」や「特徴あるかたまりや結びつきのある星」をつないだものを星座と呼んでいます。星座は古代バビロニアで作られ、それが古代ギリシャに伝わり、いろいろ改良が加えられて現在に至るとか。
ちなみに、星座の名前はギリシャ神話にちなんだものが多いです。

 それでは代表的な冬の星座をご紹介しましょう。


おうし座
フェニキア王アゲノールの娘、エウロパをみそめたゼウスは、牛に変身して近づき、背中に乗せて連れ去り愛人にしました。到着した土地を、エウロパにちなんでヨーロッパ大陸というようになったとか。
この星座には、プレアデス星団、つまり「すばる」があります。

ぎょしゃ座
鍛冶の神ヘーファイストスと知恵の神アテナに生まれたエリクトニウスで、のちのアテネ第3代の王となりました。足が不自由なため、2輪車を作り戦場をも駆け回ったとか。星座絵図では、2輪車の姿はなく、左手にやぎを抱いている老人の姿が描かれています。
この星座には、カペラが輝いています。

ふたご座
レダとゼウスの間に生まれた双子兄弟です。兄カストルは乗馬の名手、弟ポルックスは、剣術とボクシングの名手で不死身です。ある戦いで、カストルは戦死します。それを嘆き悲しみポルックスは、ゼウスに願って不死身をといてもらい、一緒に星座にしてもらいました。

オリオン座
海神ポセイドンとアマゾンの女王エウリュアレの間に生まれた狩猟の名人です。いつの日か、月の女神アルテミスの愛人になりましたが、兄のアポロンは、オリオンを心よく思わず、オリオンが川を渡っている時に、シカに
見えるようにして、アルテミスをだまし、弓で射殺させてしまいます。アルテミスは、嘆き悲しみ、兄に頼んで自分の通り道であるところにオリオンを星座としておかせてもらいました。
四辺形の左にあるベテルギウスは、太陽の直径の1000倍もある赤色超巨星です。その対角線状にある右下には白色のリゲルがあります。
 ちなみに・・ウルトラマンで有名なM78青雲はこの中にあるらしい。

こいぬ座
神話上、諸説あるようですが、最も有力なのが、主人のアクテオンをかみ殺した猟犬の一匹だそうです。
この星座にあるプロキオンは、おおいぬ座のシリウスより早く昇るので、「犬のさきがけ」という名前になっています。

おおいぬ座
これも諸説あるようですが、オリオンが連れていた猟犬とか、猟師ケファリスの連れていた猟犬レラブスとかあるそうです。この星座では、なんといっても、シリウス(光かがやくもの)が目玉星でしょう。ドック・スターともいいます。

ベテルギウス、プロキオン、シリウスの形作る正三角形が「冬の大三角形」と呼びます。

カペラ、アルデバラン、リゲル、シリウス、プロキオン、カストルの6つの1等星を結んでできるダイヤモンドの形を「冬の大六角形」と呼びます。
この2つの形は冬の星座を知るための良き目印となってくれるでしょう。

 たまには、ゆっくりと星座なんて見てみるのもいいかもしれませんよ。
 ただし、風邪にはお気をつけくださいね。