コラム


ストレス

 「最近わたしはストレスがたまっている・・」などという言葉をよく聞きます。わたしもその一人ですけど(笑)ところで・・ストレスって本当はどういうところから来ているのか??なんて考えたことはありますか?

今回はちょっとばかし、ストレスの仕組みについて書いてみたいと思います。

「ストレス」っていったい何なの??
 その前に軟式テニスのボールを思い浮かべてみましょう。ボールをぐいっと押すと、ボールがへこみます。するとボールは元の丸い状態に戻ろうと緊張するでしょう。これが、ストレスを簡単に説明できる図式らしいのです。
 人が環境の変化という刺激に適応しようとすれば、心や体に緊張状態がおきますよね。。この状態をストレスと呼び、ストレスを引き起こす原因をストレッサーと呼ぶのだそうです。ボールに例えると、へこんだ時の変化がストレスで、ストレッサーは押す指にあたるのかな?が、このごろは一般的にストレスとストレッサーを合わせて「ストレス」と呼んでいるそうです。

「ストレス」が心や体に影響するのはなぜ??
 ストレスをうまくうけとめられない時ってありますよね?そうすると、心や体に悪い影響を及ぼしてしまうのだけど。これはさっきのボールで言うと、破裂してしまった状態になるのかしら?

 ストレッサーが人にさらされると、それに対向するために、体にある視床下部−下垂体−副腎皮質系が動き始めます。副腎皮質ホルモンを増やして、抵抗を高めようとするようです。ふだんはこれでおさまります。
 ところが、ストレッサーがあまりにも強かったり長く続いたりすると、この系も同じように頑張るのだけど、疲れてきます。そして副腎皮質ホルモンを出せなくなって、抵抗力が低下する状態になるそうです。これが心や体に影響してくるんでしょうね。

 なお、副腎皮質ホルモンだけではなく、ストレッサーに対向するために、脳ではノルアドレナリンやエンドルフィンなどの神経へ情報を送る物質をたくさん増やすらしいのだけど、やはり同じような理由で、物質が出せなくなり、心や体の病気がおこってしまうらしいです。

「ストレス」でおこる体の病気
1.循環器系
 狭心症、心筋梗塞症、低血圧など
2.呼吸器系
 気管支喘息、痛感気症候群
3.消化器系
 消化性潰瘍、過敏症腸症候群、神経性無食欲症
4.がん

「ストレス」でおこる心の病気
1.適応障害
2.外傷後ストレス障害
3.解離性障害
  解離性健忘、解離性とん走、解離性同一性障害
4.うつ病
5.アルコール依存症
6.薬物依存症
7.不眠症

 これを調べていて・・ストレスってたまると体の調子がおかしくなるのは分かってたんだけど、症状がひどくなるとがんにまでなる人がいるのが分かってちょっとびっくり・・って感じでした。
 あと、うつ病・・。これってかなーり怖いですよね。たまに鬱っぽくなったりする時があるけど、これが慢性になってしまうと他の人にまで迷惑をかけてしまうことになりがちですもんね。

 こうやって調べてみると、適度なストレスならば支えにもなるのかもしれませんが、過度なストレスになってしまうと恐ろしい結果が待ちうけているということが分かりました。同じストレスをつきあっていくにしてもこういうメカニズムを知っておくとちょっとは違うかもしれませんよ。

 ストレスの解消方法はいろいろありますが、紙面が少なくなってきたので、また機会がありましたら後ほど。