コラム


かごめかごめ

かごめかごめ かごの中の鳥は
いついつ出やる 夜明けの晩に
鶴と亀がすべった 後ろの正面だあれ?

これは、昔皆さんが一度は聞いたことがあるわらべ唄ですよね。輪になってこの唄を歌いながら回る。中心には目をつむったオニがすわっている。そして唄の最後にオニの真後ろにいる子供の名前を当てる。まちがってたらオニはそのまま・・。たしかそんな遊びだったと思う。遊びはやったことがないとしてもこの歌はずぅーっと語り伝えられています。

 この唄に限らないのだけど、わらべ唄というものはその当時の社会情勢や言い伝え、予言などが含まれていたりすると言われています。今回は、そんないろんな説を紹介してみましょう。

●言い伝え!?説
・水子の霊供養説
女郎さんが流産してしまった時に、その供養の為に唄った歌という説。
かごめかごめ
→女郎さんの名前

かごの中の鳥は いついつ出やる
→「かごの中の鳥」=女性の子宮、お腹の中の赤ちゃんはいつ出てくるのか?

夜明けの晩に 鶴と亀が滑った
→「鶴と亀」=おめでたいことの象徴。「滑った」=流れた、つまり夜明けに流産したということらしいです。

後ろの正面だあれ
→後ろに水子の霊がいるよ・・
この説は一番多く聞く説らしいのだけど、デマであるとも言われています。

・盲目の女の子が崖から突き落とされた話
かごめかごめ 籠の中の鳥は
→目の見えない(かご目)の女の子は、危ないからという理由と、昔は障害者に対して差別があったため家か ら出ませんでした(出してもらえなかった)。

いついつ出やる 夜明けの晩に
→盲目のため夜が明けても暗い。=一日中家から出られないので、いつ人と出会えうことができるのか(人を 見れるか)。

鶴と亀が滑った
→鶴と亀は縁起がよいことば。それが滑るとはなんと縁起の悪く恐ろしい…つまり悪いことが起きた暗示を指  す。

後ろの正面だあれ
→崖から突き落とした「後ろの少年は誰?」と女の子が聞いているのだとか。あまりにも残酷な話のために、ま たゲームとして都合がよいために手をつないで遊ぶ唄では「正面」になったそうです。

その他、「後ろの正面だあれ?」でオニの後ろにきていた子供を殺す。その時代は飢饉などで食料難だったため、子供をまびいた・・という話も。その時代を反映しているのか、暗い話が多いです。

●予言説
・天地破滅説
「かごめ」は「籠の中の鳥」と仮定して・・・。

かごめかごめ 籠の中の鳥は
→「籠の中の鳥」=地球と地球をつつむオゾン層のことを指す。

いついつ出やる 夜明けの晩に
→「いついつ出会う」=世紀末のことだそうです。「夜明けの晩」=暗いのに明るい・・そんな不自然さから、ハ ルマゲドンを指す。

鶴と亀がすべった
→「鶴」=北極。「亀」=南極。北極と南極が「すべって」しまう、 つまり地球は破滅してしまう。

後ろの正面だあれ
→「後ろの正面」は、 正面は前にあるものであり後ろにないものなので ないものと解釈し、地球が破滅したら 後ろの正面はもちろんのこと何もかもなくなってしまう。

これはなんかちょっとこじつけが多いという感じ。解釈にも少し無理がありそうな気がする。それに世紀末すぎちゃったし(笑)

●その他
・宇宙の心理!?
「かごめ」=籠目。竹で編んだ籠の目のことである。籠を編むとそこに6角形の目ができる。頂点を結ぶとユダヤのダビデの星になる。またの名前をヒランヤ、日本では古くからかごめと呼ばれていて、厄除けの力があり、伊勢神宮の紋にもなっている。

かごめかごめ かごのなかの鳥は いついつでやる
→「鳥」=大空を翔るものの代表。宇宙を翔るもの・・真理を追い求めるもの
宇宙の真理が現れるのはいつでしょう。と問いかけている。

夜明けの晩に 鶴と亀が突っぺ(行)った うしろの正面だあれ
→「夜明けの晩」=朝でも夜でもない時間、時間など超越した境地に達した時ということ。「鶴」=宇宙。「亀」=大地。「後ろの正面」=今まで知覚できなかったものを指す。
時間などを超越した境地に達した時、宇宙と大地つまりすべての存在が突然出会うことになる。そして全てのものが融合する。そうすると、それまで知覚できなかったものを知ることができるようになるでしょう。

もともと「かごめかごめ」はイスラエル12支族のエフライム族の子守唄であるとも言われている。ユダヤと神社は深く関係があるらしく、日本から世界を変える流れを作るものが出現するという人もいるらしい。

・「徳川埋蔵金伝説」の暗号!?
1991年に「テレビムック謎学の旅」で放映されたテレビ番組。

かごめかごめ
→『籠目』竹かごを編んだ籠の目。六芒星の形になる(日光東将宮の周囲の山を結ぶとこの形ができるらし  い)

かごの中の鳥は 何時何時でやる 夜明けの晩に
→「かごの中の鳥」=隠された黄金を指す(鳥=鶏は金を意味する)
 隠された黄金はいつ出てくるのだろう。

夜明けの晩に
→日光東将宮の像のこと(うろおぼえ)

鶴と亀が滑った
→日光東将宮の家康の納骨堂の前にある、鶴と亀の木彫りの像のこと

後ろの正面だあれ
→かごめの唄発祥の地、日光、久能山東照宮を結んで計算した結果、赤城山。ここが埋蔵金のありからしい。

結果として、掘っても何も出てきませんでした。たしかに全国の子供に伝えても意味がないような気がしないでもないけど・・。ただ、これはかなりブームになって、今も掘ってる人がいるとかいないとか・・。もっと飛躍して明智光秀=天海にまつわる説もでてきました。

 とまあ、ちょっと調べただけでもかなりの説が出てきました。説と説が混在しているのも中にはありました。「かごめ」ひとつとってみても、鳥やかごの目→ダビデの星、囲め・・などいろんなもので置き換えられます。なんか自分で調べててホントびっくりしました。ただ分かったことは、この唄が江戸時代に作られたらしい・・ということでした。曲的には四国の方の曲だとか(詩はなかったらしい)←これも確証があるわけではないけど・・。

 このようにわらべ唄というのは、意味合いが不明なものが多く、多くの謎を秘めているような気がしますね。だから暗号や予言みたいに解釈したりすることができるのかもしれません。ただ、わらべ唄が今のかたちとして形成されたのは、明治の時代になってからだそうです。全国の有名な唄を集めてきたのだけど、そのままでは方言だらけで意味が分からないので、標準語!?に翻訳したそうです。というわけで訳しようによっては、本来の意味をもしかしたら失っているかもしれません。

 HPでいろいろと検索しているうちに、小説で「かごめかごめ」を扱っているのを多く見ました。(本屋さんにもでています)わらべ唄には「かごめかごめ」だけでなく、「ずいずいずっころばし」や「とおりゃんせ」などいろいろなものがあります。そういったわらべ唄を題材に小説を書いてみるのもおもしろいのではないでしょうか?それだと・・ミステリーや推理系になっちゃうかも・・(汗)